高さ約12センチ
貝面とは、新石器時代から縄文時代に、北部九州から韓国にかけて作られていた、顔を模した貝製の面です。
正式には「仮面型貝製品」といいます。
福岡市博物館では、現物を確認することができます。
博物館では「仮面として使われていた」と表記されています。
現物が5〜10センチと小さいため、「赤子の成長の祈りのために使われていたのではないか」と推測し、このような人形となりました。
土偶や土面を作っていた縄文時代に、あえて貝に穴を開けて仮面を作っていたことに、古来の自然への信仰や、原始的なものへの畏怖を感じさせてくれます。
貝面とオムツは胡粉という貝を原料とする白色顔料を使って、絵付けをしています。
※一つ一つ手作りですので、絵付けには多少の個体差がございます。
人形の製作風景はこちらhttps://www.youtube.com/channel/UCbBjvlcGx9gNeYFyjtRa7Pw